第2章 開発環境構築

Windowsでの開発環境構築

  1. Goのインストール
    • Goの公式サイトからWindows用のインストーラをダウンロードします。
    • インストーラを実行し、指示に従ってインストールを完了させます。
  2. 環境変数の設定
    • インストールプロセス中に、Goの環境変数が自動的に設定されるはずです。これにはGOPATH(プロジェクトのディレクトリ)とGOROOT(Goのインストールディレクトリ)が含まれます。
    • 確認するには、コマンドプロンプトでgo envを実行します。
  3. エディタの設定
    • Visual Studio Code、IntelliJ IDEA、Atomなど、Go言語に対応したエディタをインストールします。
      • 必要に応じて、Go言語のプラグインや拡張機能をインストールします。


macOSでの開発環境構築

  1. Goのインストール
    • Homebrewを使用してGoをインストールするのが一般的です。ターミナルでbrew install goを実行します。
    • Homebrewがインストールされていない場合は、公式サイトからmacOS用のパッケージをダウンロードしてインストールします。
  2. 環境変数の設定
    • ~/.bash_profileまたは~/.zshrc(使用するシェルに応じて)にGOPATHGOROOTの環境変数を設定します。
    • 設定後、source ~/.bash_profilesource ~/.zshrcを実行して変更を反映します。
  3. エディタの設定
    • macOSでもVisual Studio CodeやIntelliJ IDEAなどが人気です。
      • 対応するGo言語のプラグインをインストールして、コード補完やリント機能を有効にします。


Linuxでの開発環境構築

  1. Goのインストール
    • ほとんどのLinuxディストリビューションでは、パッケージマネージャを通じてGoをインストールできます。例えば、Ubuntuではsudo apt install golang-goを実行します。
    • または、Goの公式サイトからLinux用のバイナリをダウンロードしてインストールします。
  2. 環境変数の設定
    • ~/.bashrc~/.profileGOPATHGOROOTを設定します。
    • 設定を適用するために、source ~/.bashrcsource ~/.profileを実行します。
  3. エディタの設定
    • LinuxにもVisual Studio CodeやIntelliJ IDEAが利用できます。
      • Goの開発に適したプラグインをインストールします。


これらのステップに従って開発環境を構築すれば、Go言語でのプログラミングをスムーズに開始できます。開発環境は個人の好みに応じてカスタマイズすることが重要ですので、様々なエディタやツールを試してみることをお勧めします。